土屋アンナVS甲斐智陽の裁判内容と結果、控訴棄却の理由まとめ

   

今を遡ること数年前、歌手で女優の土屋アンナさんと、演出家の甲斐智陽さんがお茶の間を巻き込む大喧嘩をやらかして、大変な騒動になっていました。

視聴者は面白がっていた人もいるとは思いますが、、、、

数年前の出来事で、今更蒸し返すのもご本人たちに申し訳ないと、少し思いましたが、

今見返してみると勉強になることもありましたので、事実関係の整理をするとともに、学びを書いてみたいと思います。

 

Sponsored Link
 

 

土屋アンナVS甲斐智陽の裁判の内容や経緯

ややこしい話なので、まずは土屋アンナさんと甲斐智陽さんが裁判に至った経緯と訴訟の内容の確認からいきましょう。

 

2012年4月光文社が甲斐智陽さんに浜田朝美さんの著書を舞台化しないかと持ち掛けたことが事件の原因でした。

浜田朝美さんは身体障害を持つ歌手で、著書のタイトルは「日本一ヘタな歌手」です。

それから甲斐智陽さんは舞台「誓い~奇跡のシンガー」の脚本を完成させ、2013年5月に土屋アンナさんと出演契約を結びました。

舞台の公演は2013年8月を予定していましたので、すぐに練習が開始されましたが、3度目の稽古の時に事件が発生しました。

なんと、土屋アンナさんが稽古に参加しなくなってしまったのです。

そして代役が立てられないまま舞台が公演中止になりました。

 

甲斐智陽さんは「土屋アンナさんが稽古に参加しなくなったために舞台を中止せざるを得なくなった」という理由で、約3千万円の損害賠償を求めて訴訟を起こしたのです。

 

 

土屋アンナ

 

 

土屋アンナVS甲斐智陽の訴訟の結果と判決理由、控訴は棄却

甲斐智陽さんが起こした訴訟の東京地裁の判決では、「土屋アンナさん側に非はなかった」として甲斐智陽さんの主張は退けられました。

なぜか?

舞台化するということを、原作者である浜田朝美さんから承諾を得られていなかったのです。
「舞台化の話は聞いたが、内容までは知らない」と。

土屋アンナさんが稽古に参加していたとしても、権利関係の承諾のないまま舞台公演は不可能ということを理由に裁判所は判決を下しました。

 

甲斐智陽さんの言い分は、

  • 浜田朝美さんは当初から舞台化の話を喜んでいたし、承諾もしていた。
  • 土屋アンナさんがセリフを覚えられないから降板するために浜田朝美さんと口裏を合わせて承諾していないことにした

というものでした。

 

一方、土屋アンナさんの言い分

  • 台本に主役の女性が天国へ旅立つシーンがあったので最初から戸惑いがあった
  • 浜田朝美さんが舞台公演を承諾していないなら公演は中止になる

つまり舞台は原作者である浜田朝美さんの承諾ありきだということでした。
まぁ、もっともな話ですね。

2014年12月に東京地裁は「土屋アンナさんが甲斐智陽さんに200万円支払う」ことを和解案としましたが、甲斐智陽さんはこれを拒否しています。

 

和解どころか、甲斐智陽さんは土屋アンナさん(としか思えない)のことを侮辱した内容の歌詞を含んだ楽曲を動画サイトにアップロードして公開してしまったのです。

これが逆に甲斐智陽さんの立場を悪くしてしまいました。

甲斐智陽さんの楽曲が名誉棄損と認定されて裁判所は甲斐智陽さんに33万円の支払いを命じたのです。

これで土屋アンナさんの勝訴となりました。

甲斐智陽さんは当然、判決に納得していないため控訴しましたが、2017年7月22日に東京高裁が1審判決を支持したことによって控訴は棄却されて裁判費用も甲斐智陽さんの負担とすることになり、土屋アンナさんが完全勝利で決着したのです。

 

 

Sponsored Link
 

 

 

土屋アンナVS甲斐智陽 上告はあるか?~感想~

甲斐智陽さんは二審の判決も不服として上告の準備を進めようとしたそうですが、代理人がこれ以上戦っても勝ち目がないと判断し、上告は取りやめとなりました。

この裁判のポイントは原作者である浜田朝美さんから承諾を得られていなかったこと。

この1点につきます。

甲斐智陽さんが浜田朝美さんと念入りに打ち合わせをして脚本を作りこんでいられたなら、こうはならなかったはずです。

恐らくですが、甲斐智陽さんは浜田朝美さんと直接話さなかったのではないかな、と思います。

代理の人が伝言係になっていたためにどこかで話が食い違ってしまったのではないでしょうか?

 

 

僕も仕事で何度も話の行き違いをして失敗することがあります。

特に甲斐智陽さんのように大きなことをする場合においては特に、段取り、根回しが重要になりますので、気を付けたいところですね。

 

とまぁ、今日はそんなところです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 - アーティスト, 俳優・女優 , ,